祖川先生の子育ての裏技コラム VOL.135 すぐに行動してもらいたい時の裏ワザ

今月は3歳頃からのこどもに何かをしてほしい場合や、「イヤイヤ」を言って聞いてくれない場合に有効な裏ワザです。やり方はシンプル。何か二つの物を用意して(言葉でもかまいません)、「どっちがいい?」と聞いてみてください。こどもは自分が選択したことなら、意外と素直に実行するものなんです。

よくあるケースですが、たとえばパンツをはいてくれない場合、「早くはきなさい!」「どうしてはかないの!」「どのパンツにするの!」などと言ってしまいがちです。そんな時は大声を出す前に、目の前で二つのパンツを見せながら「どっちがいい?」「どっちをはくの?」と聞いてみてください。必ずこどもはどちらかのパンツを選び、選んだこと、つまり自分が決定したことに素直に従い、素早く行動してくれるはずです。ほかにも歯みがきをしてくれない場合には、歯磨き粉を2種類用意して「今日はイチゴ味? バニラ味? どっちがいい?」と聞いてみると良いでしょう。歯ブラシを2本用意して、それを選択させても同じ効果があります。このように、この裏ワザはいろんな場面で幅広く応用できるのです。

こどもはたくさんの選択肢から選ぶ作業が苦手です。これは頭の中での整理作業に時間がかかるからです。食事の場合でも「何が食べたいの?」と聞くと「分からない」と答える(もしくは覚えているひとつのメニューだけを答える)ケースが圧倒的に多いはずです。そんな場合は「今日はカレーにする? それともハンバーグ? どっちがいい?」と二者択一で聞けば、必ずどちらかを選んでくれるから、食事の用意も楽しく進められますね。そして、これは勉強の場合でも同じです。「勉強しなさい!」ではなく、「今日は計算ドリルをする? それとも漢字の練習?」と聞けば、こどもは嫌がりながらも行動してくれるはずです。

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ワイヤーママ2017年1月号掲載

祖川泰治先生
祖川幼児教育センターの園長。明るい笑顔とオリジナルの教育理論で、ママさんから絶大な信頼を得ている。もちろんこどもにも大人気!! このコラムでは祖川先生の著書『失敗しない育児のスゴワザ51』(発行/ワイヤーオレンジ)から、反響のあった子育てのヒントを加筆・修正してお届けします。

 

祖川幼児教育センター
住所
徳島市中前川町1-42
電話番号
088-623-6600
ホームページ
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