祖川先生の子育ての裏技コラム VOL.130 こどもがたくさん食べてくれないことにイライラしてしまったことはないですか?

「グズグズしてなかなか食べない」「遊びながら食べる」「ちょっとしか食べない」「とにかく時間がかかる」…、お母さんにとってこどもの食事に関わる悩みはつきません。近頃は小学校でも給食時間中に全部食べられない児童が増えているそうです。食事習慣の基本は幼児期につくられますので、こどもの健やかな成長のためにも、今回の裏技をぜひ参考にしてください。

さて、本編の前に、次の3項目をチェックしてください。①食事の前、1時間以内におやつを食べてないか? ②食事中にテレビを見せっぱなしにしていないか? ③ちゃんとウンチは出ている(健康な体)か? もしひとつでも該当項目があれば、当然食事は進みません。まずは環境を整えてください。

ここからが食事の裏技です。スプーンやお箸のしつけやマナー・行儀も大切ですが、まずは「食べること」が一番。そのために、固形物が食べられるようになったら「手づかみ」でモリモリ食べられるよう工夫しましょう。食事の際には、お子さん用のプレートの上に、オニギリやウインナーや卵焼きなどの食べやすいメニューを一口大の大きさにして出してあげてください。また“食への興味”には見た目も重要ですので、トマトやキュウリなどのカラフルな野菜も食べやすい大きさにして添えてください。まずはお腹がすいて、テレビも見ずに目の前のごはんを手づかみでムシャムシャ食べる。これが基本です。

そして、お母さんも一緒に食べること。これはおろそかにできません。「お母さんは後から食べるから」では、こどもだけの一人食事と同じです。「お母さんも同じメニューを美味しそうに食べる」、食はこの一体感で進むのです。また、いろんなお話をしながら楽しく食べることも秘訣ですよ。たとえば、ヨーイドンで競争したり、たまにはベランダや公園に出て、普段の食卓以外で食べることなども“食への興味”を高めるのには有効なのです。

最後に、「なにをしても食べてくれない…」「あと一口!」などと言って深刻になるのは、お母さんにもこどもにも良い影響は与えません。1食抜いても成長にはまったく問題ないですから、食べたくなさそうなら「じゃ、もう食べなくてもいいよ」と言って食卓を片づけてください。そうすれば、次の食事にはがっついて食べてくれますよ!

 

ワイヤーママ2016年8月号掲載

祖川泰治先生
祖川幼児教育センターの園長。明るい笑顔とオリジナルの教育理論で、ママさんから絶大な信頼を得ている。もちろんこどもにも大人気!! このコラムでは祖川先生の著書『失敗しない育児のスゴワザ51』(発行/ワイヤーオレンジ)から、反響のあった子育てのヒントを加筆・修正してお届けします。

 

祖川幼児教育センター
住所
徳島市中前川町1-42
電話番号
088-623-6600
ホームページ
http://www.sogawakun.com

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