坂本先生の悩み相談 VOL.132 たたく、噛みつく…困ってます。

言葉で気持ちを上手く説明できないので、意思表示が攻撃的になってしまう1~2歳の頃。たたく、噛みつくは、よくある表現方法の一つです。嬉しくて噛んでしまう子もいるくらいです。でも、相手が痛がる姿をきちんと見せて、痛いということを繰り返し伝えれば、悪いことだと理解していきます。よくある悩み相談の「気に入らないとたたいたり、噛みついたりしてしまう」という行動に、どう対応していけばよいか一緒に考えてみたいと思います。

イライラすると母親の手や体を噛みます(1歳)

この頃はまだ言葉の理解力が未熟なので、仕草や表情で痛いこと、してはいけないことを伝えます。

●「痛いよぉ」と泣きまねする。噛まれたところを痛いと言って見せて、「よしよし」をしてもらう。ポイントは「よしよし」をしてくれたら、「眠かったのかな?」などと声かけをして抱っこしてあげる。原因となっているかもしれない気持ちを受けとめてもらって心が安定すると、だんだんと噛まなくなります。
●「カミカミしないでね」と短く解りやすい言葉で伝える。
●軽くであってもお子さんをたたかないで。あまりに行動が激しいと、ついたたいて止めさせたくなる時もあると思いますが、たたかれたこどもは「痛くて嫌だった」という気持ちが残るだけです。たたいても、してはいけないことや「ダメ」の理由は伝わらないのです。

パパやお友達をたたいたり、オモチャを触るきょうだいをたたきます

自己中心的な時期なので、自分の遊びの世界を邪魔されるのがイヤだったり、ふだんの関わりがママより少ない人を受け入れられなくて、たたいてしまうということも考えられます。

●たたかないで少しずつお口で言えるように、ゆっくりと説明してあげてね。
●悪いことだと気づけばOKなので、「ごめんなさい」が言えなくても、謝れるかどうかはあまり気にしないで。大事なことは「たたかれたら痛いのよ」と伝えて、痛がっている相手に関心を向かせることです。

2歳が過ぎると、どうすれば自分の意思が通るかなと考えるようになります。1歳の頃に「たたけば思い通りになる」ことが定着しないようにしていくことが大事です。3歳からは相手をたたいたり、噛みついたりすると楽しく遊べないことが解ってきて、順番やゆずり合いなども覚え、大人が間に入らなくてもだんだんとこども同士で遊べるようになってきます。いろいろなお友達とたくさん遊ぶ経験をつんでいきながら、成長していく姿を見守り、応援していってあげたいですね♪

ワイヤーママ2016年10月号掲載

あいずみ保育園子育て支援センター
坂本 香 先生
保育士として長年現場を経験し、そこで得たノウハウを活かしてママさんの子育て相談などに乗ってくれる育児アドバイザー。

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