祖川先生の子育ての裏技コラム VOL.136 褒め言葉を使いこなす、究極の裏ワザ

こどもを育てるなかで“褒める”ことはとても大事です。ところがお母さんからしてみれば、「褒めてあげたいと思っているけれど、言うことを聞かないし、わがままや勝手ばかりだし、褒めるところなんてない!」というのが本音かもしれません。でもそれを分かったうえでお願いです。1日に1回はこどもを褒めてあげてください。褒められることは認められること。こどもは親に褒められることで、少しずつ成長していくのです。

さてここからが裏ワザです。こどもが良い行いをしたとき、お母さんは「良い子ね」「よくできたね」と褒めていると思いますが、必ず褒めたときの状況を覚えておいてください。そして、家に帰ったらこどもの前でお父さんやおばあちゃんに、褒めてあげたときの状況を説明してあげましょう。「公園で遊んでいるときに、自分のボールをお友達に貸してあげたのよ!」「スーパーで“ありがとう”って言えたのよ!」「ピアノの練習をがんばったのよ!」「自転車に乗れたのよ!」。このようにお父さんやおばあちゃんに報告してもらえることを、こどもはとても喜びます。そしてその喜びは次へのがんばりとなります。

でも「お父さんの帰りが遅いから…」「それに近所におばあちゃんもいないし…」というお母さんもいるはず。そんな場合は、言葉ではなく体で褒めてあげましょう。これが究極の裏ワザです。ここぞの場面が来たら、黙って頭をなでて抱きしめるのです。そのときには「いいこね」とは言わず、「頭こっち」あるいは「ちょっと頭おいで」と言ってあげてください。こどもは「何かな?」と思いますが、良いことをした後なのでニュアンスは伝わっています。そして頭をナデナデしてあげながら、静かにギュッと体を抱しめてください。これは無言の方が良いでしょう。お母さんの気持ちを言葉ではなく体で伝えてあげるのです。それで充分に“自分は認められている”と感じてくれますよ。もちろん、頭のかわりにホッペをナデナデしながら褒めるのも良いですよ。“体をギュッと抱きしめる”、この褒め方を必ず実践してみてください。

201702祖川先生送信用

ワイヤーママ2017年2月号掲載

祖川泰治先生
祖川幼児教育センターの園長。明るい笑顔とオリジナルの教育理論で、ママさんから絶大な信頼を得ている。もちろんこどもにも大人気!! このコラムでは祖川先生の著書『失敗しない育児のスゴワザ51』(発行/ワイヤーオレンジ)から、反響のあった子育てのヒントを加筆・修正してお届けします。

 

祖川幼児教育センター
住所
徳島市中前川町1-42
電話番号
088-623-6600
ホームページ
http://www.sogawakun.com

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