祖川先生の子育ての裏技コラム VOL.139 こどものトイレへの意識を高める裏ワザ

「お母さんがトイレに入るとき、トイレのドアは閉めないでください」。こう書くと「祖川先生どうしちゃったの? トイレのドアを閉めないなんて」と心配されてしまいそうですが、これはこどもが6ヶ月(寝返りやハイハイを始めた)頃から2歳頃までの間のお願いです。「ヨチヨチと歩けて、後追いが激しい時期」や「お母さんの姿が見えなくなると泣いてしまう時期」には、とくにトイレのドアを閉めないでほしいのです。

実は歩き始めて後追いをする頃というのは、お母さんが大好きであるとともに、こどもにとってお母さんは命綱のように大切なものとなっているのです。お母さんとしては「もう1歳を過ぎたのだから少しだけ一人でいてよ」と思い、気軽にトイレに入ってドアをパタンと閉めます。でもそのとき、こどもはこう思っているんです。「お母さんは私を捨ててドアの向こうへ行ってしまった。もう帰ってこないかもしれない。あのドアはお母さんを隠す怖いドアだ」。少し大げさかもしれませんが、後追いしている頃のこどもにとってお母さんはいつも見えていてほしいものなんです。ですから少し恥ずかしいかもしれませんが、この頃だけはトイレのときにドアを閉めないでください。

そして同時にこの時期は、オマルの練習を始める時期でもあります。お母さんと一緒にドアを開けてトイレに入り、便器の前にオマルを置いて、こどもと一緒のトイレタイムをつくってみてください。お母さんがトイレに座っている姿をマネして、「自分もオマルに座ろう」と思えるのです。そのためにも、この頃はトイレのドアをいつも開けておき、決して不潔で怖いところではないということを見せてあげましょう。トイレに花を置いたり、キャラクターのポスターを飾ったりして、楽しい雰囲気を演出してあげるとより効果的ですよ。

 

ワイヤーママ2017年5月号掲載

祖川泰治先生
祖川幼児教育センターの園長。明るい笑顔とオリジナルの教育理論で、ママさんから絶大な信頼を得ている。もちろんこどもにも大人気!! このコラムでは祖川先生の著書『失敗しない育児のスゴワザ51』(発行/ワイヤーオレンジ)から、反響のあった子育てのヒントを加筆・修正してお届けします。

 

祖川幼児教育センター
住所
徳島市中前川町1-42
電話番号
088-623-6600
ホームページ
http://www.sogawakun.com

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