祖川先生の子育ての裏技コラム VOL.141 コミュニケーションをとりやすくする裏ワザ

育児、そして親子関係の基本となるのがコミュニケーションです。これが「とれる」のと「とれない」のとでは大きく違います。うまくコミュニケーションがとれると双方向での会話が成り立ち、育児にも余裕が持てます。そこで今回は、「目線」をポイントとしたコミュニケーションのとり方を紹介しましょう。

まずは授乳の場面を思い出してください。必ずお母さんは赤ちゃんと目を合わせて授乳していましたよね。つまりコミュニケーションの第1歩は、目と目を合わせることから始まるのです。やがて成長とともにこどもの動きは速くなり、見つめ合う機会は少なくなりますが、生活のなかで意識的に目を合わせる時間を作ってみてください。そしてそのときには、ちょっとだけ微笑みましょう。目が合って微笑む。そのくり返しがすべての社会性の土台となります。

そして目線を合わせコミュニケーションをとろうとしたら、ときどきで良いのでお母さんはしゃがんであげてください。こうすれば目線の高さが一致します。お母さんにその気はなくても、立ったままだとどうしても「上から目線」の高圧的なコミュニケーションになってしまいます。お母さんがしゃがんであげることで、こどもは「なんでも聞いてくれるんだ」と安心できるんですよ。

最後は、親子で同じものを見ているときの裏ワザです。こどもと一緒にいる場面で、「今、私とこどもは同じものを見ているな」と感じたら、必ず一緒に見ているものを“言葉”にしてあげてください。「あっ、ツバメだ!」「お月様は明るいね!」「キレイなタンポポ!」「美味しそうなジュースだね」…、対象はなんでもOKです。同じものを見ている場面では、こどもに「視線の共有」を感じさせてください。目線を合わせ、微笑み、言葉を交わす。その連続が人と人とのつながりや、コミュニケーションの大切さを理解するお子様になりますよ。

 

ワイヤーママ2017年7月号掲載

祖川泰治先生
祖川幼児教育センターの園長。明るい笑顔とオリジナルの教育理論で、ママさんから絶大な信頼を得ている。もちろんこどもにも大人気!! このコラムでは祖川先生の著書『失敗しない育児のスゴワザ51』(発行/ワイヤーオレンジ)から、反響のあった子育てのヒントを加筆・修正してお届けします。

 

祖川幼児教育センター
住所
徳島市中前川町1-42
電話番号
088-623-6600
ホームページ
http://www.sogawakun.com

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